男性脱毛は何回通わなければいけない?クリニックとエステサロンを徹底比較

メンズ脱毛の知識

あごの髭ですが、中学生の頃くらいから、徐々に濃くなってきますよね。
人によってはあまり濃くなることもなく、数日に一回程度で剃ればいいという人もいれば、朝剃ったのに、夕方には触ると痛いくらいに伸びてきてしまうという人もいるのではないでしょうか。

皮膚が強い人であれば、それほど気にせず、毎朝剃っているでしょう。
私の兄は、朝起きて、顔を洗うタイミングで、シェービングクリームも使わず、剃刀を水に濡らしてそのまま剃ってしまいます。
学生時代からずっとそのような方法で剃っており、今でもそのように剃っているのだとか。
特に剃刀負けなどもしないとのことなので、うらやましい限りです。

だけど世の中には、このような肌の強い人間ばかりがいるわけではありません。
髭を剃る何分か前には蒸しタオルを用意し、剃る前にあごから髭にかけて温めて、十分にシェービングクリームをつけてでなければ、剃刀まけを起こしてしまうという人もいるのです。
剃刀負けを起こすと、赤くなるしかゆみや痛みも生じてしまいます。
人によっては蕁麻疹が出来たり、最悪化膿してしまったりすることもあるのです。

このように肌の弱い人には、剃刀での髭剃りは大変な作業ですよね。

そこでおススメしたいのが、髭脱毛なのです。
脱毛してしまえばこの煩わしさはなくなるのです。

このメンズ脱毛について、ご紹介しますので、髭にお悩みのあなたも参考にしてみて下さい。

そもそも脱毛とは何?
脱毛と聞くと、毛を抜くことというイメージではないでしょうか?

自宅で髭や毛を抜いたりしたことがある人もいるかもしれませんが、髭を自分で抜いてみても、剃るよりも伸びてくるのが遅いですよね。
髭を剃った場合、皮膚との境界面上で切断していますので、当然ながらそこから続きが生えてきます。

ですが、抜いてしまった場合、毛穴の奥の毛根部分から引き抜きますので、新しい毛がそこから生えてくるのに時間がかかるうえ、最初は育っていないので少し細くなります。だけど、何度か剃ってるうちに元の状態に戻ってしまいます。

このように、脱毛をすると、生えてくる速度を遅くすることができます。

でも、自宅で1本1本抜いていてもきりがありません。一気に抜きすぎると赤く腫れてきたりもします。
手間がかかり痛いだけで、時間の無駄になる作業なんです。

効率よく髭を抜くには、プロに依頼するのが一番です。

一般にメンズ脱毛といえば、メンズエステサロンとクリニックがあります。
これらは、あごの髭やムダ毛の処理をすることには変わりないのですが、根本的に別物なのです。
このメンズエステとクリニックの違いについてみていきましょう。

医療行為から見る脱毛

脱毛は、毛を抜く行為ですが、あくまで抜くだけですのですぐに生えてきてしまいます。
これは、毛を再生させる細胞は元気に活動しているからです。

裏をかえせば、この細胞を破壊しない限り、毛は生えてくるのです。
そのため、髭を剃るのがめんどくさくて脱毛しようと、毛をいくら抜いたからといっても、後から毛は、どんどん生えてくるのです。
この細胞は、素人では破壊することはできません。

人の体組成を扱うということで、まずは医師にお願いする方法があります。
そこでメンズ脱毛を扱うクリニックが登場します。

クリニックの場合、この毛が生えてくる細胞を破壊することができるレーザーで脱毛処理を行います。
そのため、処置が完了すれば、ほぼ永久的に髭は生えてこなくなるのです。

正確に言えば「脱毛」と言っていいのはクリニックにおける医療脱毛だけであり、エステでの施術は「減毛」ということになります。

ただし、人体は神秘であり、細胞を破壊しても、稀に再生して生えてくる場合があるのです。
このレーザーは、人体に影響を及ぼす可能性があることから、医師による利用の場合は、医療行為として出力できる範囲で処理を行うことができます。

一方、美容の面からみると髭やムダ毛は不要なものとなり、処置する必要性が出てきます。
エステの場合、医療機関ではありませんので、医療器具であるレーザーは使用することができません。
そのため、光脱毛やニードル脱毛という方法で処理を行います。

光脱毛は、毛の色素であるメラニンに反応する光を照射し、そのエネルギーの熱で毛根にダメージを与え抜く方法です。
ニードル脱毛は、毛穴に細い電極を差し込み、微弱電流を流し発毛組織を破壊します。

そのため、ほぼ永久的に生えてこなくなります。
ですが、光脱毛やニードル脱毛については、医療行為ではありませんので、肌トラブルが発生した場合などでも治療ができないのがサロンでの脱毛だといえます。

メンズ脱毛を行う場合何回くらい必要?クリニックとエステの違い

メンズ脱毛を行う場合、方法により回数が変わってきます。
クリニックで行うレーザー脱毛の場合、最短5回から永久脱毛の状態にできる方がいます。
レーザー脱毛は、成長期の毛にしか効果がありません。

そのため、一度生え揃った状態の際に照射することになります

その際に、衰退期に入っている髭については、効果はなく、成長期の毛であれば、照射後早ければ1週間くらいから抜けはじめます。
目安としては2~3週間ですので、それから次のサイクルで生え始めて生え揃うのを待つと、照射から照射までのピッチは6週程度となってくるのです。そのため、5回ほど繰り返すことで、ほぼ生えてこない状態を作ることができるのです。

エステの場合、光脱毛とニードル脱毛で回数は違います。

光脱毛の場合、15~20回が目安になります。回数は多くかかりますが、特徴としては処置が痛くないということです。
そして、医療レーザーなどのような高出力でもないことから、毛を再生させる細胞までは破壊することはできないのです。
そのため、半永久的に毛が生えてこないようにするような脱毛ではありません。

エステで受けられるもう一つの脱毛にニードル脱毛があります。

こちらは、1回で効果を実感することができますが、1本ずつ処置を行っていきますので、毛をなくしてしまうまでには10~15回は処置が必要になります。

こちらは期間としては1年半あれば完了しますので、期間としては一番短い処置方法になります。
ただし、欠点としては、非常に痛いということがあげられます。
何回通わなければいけないかという視点で見るべきか、脱毛方法の特徴で選ぶべきかは、自分自身の予算や目的、通えそうな回数などから考慮して選ぶとよいでしょう。

半永久の脱毛ならレーザー脱毛、回数を気にしないなら光脱毛を検討するのが良いと思います。

メンズ脱毛についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
結果を少ない回数で求めていくのであればやはりクリニックでのレーザー脱毛となります。
クリニックであれば、皮膚トラブルがあったとしても、医師が対応しているため、心配はありません。万が一の際でもサポートは抜群なのです。

ですが、何回通ってもいいので痛くない治療を希望する場合は、メンズエステを選ぶようにしましょう。
また、パワーも低くなることから、脱毛コースを選択する際に、回数での保証がされない場合が多くあります。
人により効力が違うということもありますが、光脱毛の場合はやはりつるつるになるまでには、回数が必要になってきます。
このことからツルツルになるまで永久保証とうたっている場合が多くあるのです。

このように、脱毛方法により一長一短があります。

そのため、目的や希望する内容によっておすすめの脱毛方法は変わってきます。
何回も通わなければいけないのは、どの脱毛方法でも同じです。その中で回数の少ないものを選ぶのか、痛みの有無で選ぶのか、またはアフターフォローなどで選ぶのかそれぞれ違うと思いますので、今回ご紹介したことを参考にしてみてください。

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